概要
Azure OpenAIツールを使用すると、自社のAzure OpenAI Serviceデプロイメントに対してプロンプトを実行できます。テキスト生成、JSONスキーマで検証される構造化出力、ドキュメント・画像の解析に対応しており、設定したデプロイメント・エンドポイント・APIキーを使用して実行されます。主な機能
AZURE_OPENAI_INVOKE- Azure OpenAIデプロイメントにプロンプト(
prompt)を送信してテキストを生成 - JSONスキーマ(
json_schema)による構造化出力に対応。スキーマはトップレベルが"type": "object"である必要があります
- Azure OpenAIデプロイメントにプロンプト(
AZURE_OPENAI_INVOKE_WITH_FILE- プロンプトと一緒にファイルを送信し、ドキュメント・画像を解析
file_linkには最大30件のファイルURLを指定可能。対応形式はPDF・PNG・JPEG/JPG・WEBP・GIF、1ファイルあたり最大100MBjson_schemaによる構造化出力にも対応(オブジェクト型スキーマのみ)
認証
Azure OpenAIツールはステップごとに設定します(未指定の場合は環境変数にフォールバックします)。deployment— Azure OpenAIのデプロイメント名(モデル名ではありません)。未指定時はAZURE_OPENAI_MODEL_DEPLOYMENT_NAME/AZURE_OPENAI_DEPLOYMENT_NAMEを参照endpoint— リソースのエンドポイント(例:https://my-resource.openai.azure.com/)。未指定時はAZURE_OPENAI_ENDPOINTを参照。代わりにresource_name(リソースのサブドメイン、例:my-resource)を指定することも可能で、省略時はエンドポイントから導出されますapi_key— Azure OpenAIのAPIキー(シークレットとして保存)。未指定時はAZURE_OPENAI_API_KEYを参照api_version— APIバージョン。未指定時はAZURE_OPENAI_API_VERSION、それもなければpreviewを使用。ローリングのv1サーフェスにはpreviewを、日付付きバージョンには2025-04-01-previewのような値を指定してください
temperature(0〜2、デフォルト0.7)、is_reasoning_model(注意事項を参照)、timeout_seconds(デフォルト300秒)。
注意: APIキーは機密情報として扱い、パブリックリポジトリにコミットしないでください。
使用例
例: JSONスキーマを使用した構造化出力
例: ドキュメント解析
注意事項
json_schemaはトップレベルが"type": "object"である必要があります。配列はオブジェクトのプロパティでラップしてください(例:{ "type": "object", "properties": { "items": { "type": "array", "items": { "type": "string" } } } })。json_schemaを指定しない場合、結果は文字列として返されます。- 推論モデル(o系 / GPT-5)は
temperatureパラメータを受け付けません。Azureのデプロイメント名はユーザーが自由に付けられるため、デフォルトではデプロイメント名から推論モデルかどうかを推定します。明示的に制御したい場合はis_reasoning_modelを設定してください。 - リクエストは
timeout_seconds(デフォルト300秒 / 5分)でタイムアウトします。 AZURE_OPENAI_INVOKE_WITH_FILEは1回の呼び出しで最大30ファイル、1ファイルあたり最大100MBまで対応します。非対応のファイル形式はエラーになります。